土鍋でプリン

最近はなめらかにとろけるプリン、コクがあって濃厚なプリンが男性にも人気です。プリンは蒸し器や圧力鍋、オーブンレンジなどを使って蒸したり焼いたりといった調理法がありますが、土鍋で作るプリンはとってもなめらかでおいしいです。何故土鍋で作るとおいしくできるのでしょうか?

電子レンジで作るプリン

卵は60〜70℃になると固まり始めます。プリンはゆっくり80℃にするのが良いとされています。急にかためるとたんぱく質が先に固まって固いプリンができてしまいます。電子レンジの温度変化は10秒で5〜7℃、1分で30℃〜42℃上昇します。もともと電子レンジは短時間で調理するのがウリなので、これではあまりにも急激に温度が上がってしまいます。最近はどんな調理器でも「低温でじっくり」「余熱で蒸らす」といった工夫をしていますが、電子レンジはどんどん温度の上昇の速さを売り出しています。これではとろとろのプリンは難しいといえます。ちなみに、プリンを80℃にするには、170℃のオーブンで30分、蒸し器で21分が良いとされています。

土鍋で作るプリンのレシピ

「ためしてガッテン」という番組で紹介されていました。土鍋の特徴を上手く活かした作り方です。

材料

【プリン液】卵3個、牛乳500cc、グラニュー糖100g、バニラエッセンス少々
【カラメル】グラニュー糖200g、水100cc

作り方
  1. 【カラメル】鍋に水70cc(分量外)を入れて火にかけます。
  2. グラニュー糖を入れて溶かします。
  3. グラニュー糖の色が変わって細かい泡が出てきたら火を消します。
  4. 木べらを添えて木べらに少しずつ水を流すようにします。
  5. すばやくプリンの容器にカラメルを流します。
  6. 【プリン液】鍋に牛乳を入れて加熱します。牛乳が沸騰したら火を消します。土鍋でお湯を沸かし、あとで準備をしておきます。
  7. ボウルに卵とグラニュー糖を加え、空気が入らないように混ぜ合わせます。
  8. 先ほどの牛乳を加えて混ぜ合わせます。
  9. バニラエッセンスを加え、一度漉し器で漉します。このひと手間でとってもなめらかになります♪
  10. カラメルを流した容器にプリン液を流します。
  11. 土鍋の準備をします。プリンの容器にアルミホイルで蓋をし、土鍋にセットします。
  12. プリンの容器が半分浸かるくらい熱湯を入れます。
  13. 沸騰して勢いよく泡が出るまで加熱します。
  14. 沸騰したら火を消し、土鍋に蓋をします。そのまま25分蒸らしてできあがりです。

土鍋で作る紅茶プリンのレシピ

材料

【プリン液】卵3個、牛乳500cc、グラニュー糖100g、お好みの紅茶(ブレンド可)20g、お湯少量

作り方
  1. 紅茶の茶葉を少量のお湯に浸け、ラップをして抽出します。
  2. 卵とグラニュー糖を混ぜ合わせます。
  3. 牛乳を温めて紅茶と合わせ、卵とグラニュー糖に加えます。
  4. 漉し器で裏漉しをして、先に紹介したプリンと同じ作り方をします。
土鍋でプリンを作るときのポイント
  • 泡立てるときは泡立たないように混ぜます。
  • ゆっくり加熱すると、とろとろのプリンができます。そのため、熱の伝わりがゆっくりな土鍋で作るのがぴったりなんですね。
  • なぜとろとろの舌触りになるのかというと、水分と脂肪分のバランスが全体に良くなるんです。最初にも書きましたが急に加熱してしまうと、たんぱく質が固くなっておいしくなくなってしまうんですね。
  • プリンの容器ってアルミ製やガラス製が多いと思います。これらは鍋同様に熱の伝わりが速く、プリンがすぐに固まってしまいます。土鍋でおいしいプリンを作るなら、プリンの容器も陶器を選びましょう。
  • 水ではなく、熱湯を注ぐことでプリンの温度は80℃まで上がりますが、すぐに火を止めて余熱で温めるため急激な温度変化を防ぎます。
夢の土鍋プリン

鹿児島や高知では土鍋に入った大きなプリンが人気です。フルーツがのっていたり、鍋焼きプリン、ラーメンプリンというのもあって、見た目はプリンには見えません。バケツでプリンというのが人気になった影響もあるみたいです。家庭でバケツプリンを作ると、卵をたくさん使うしカロリーも高くなります。そんな夢のプリンを手始めに土鍋で作る、というのも良いかもしれませんね。

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